(写真左・右)有数の高品位金鉱脈とその接写。このような鉱脈が尽きなければ、現在も隆盛を極めていたのであろうか。
(写真左)鉱脈に沿って垂直方向に上向き採掘する「シーリングゲージ採掘法」。巨大で神秘的な空間が残される。
(写真中)坑内見学にはユニークな顔をした「ふくろうトロッコ」に乗って行く。形は遊園地風でも、老舗の坑内車両メーカーが製造した「蓄電池機関車」である。
(写真右)土井晩翠の作詞になる、「高玉鉱山歌」。・・・日本の東北奥羽の空に、金鉱覇王の我等の山ぞ、産業世界に先がけ進め、東洋一こそ我等の理想・・・。
(写真左・右)資料館中央に展示されている「石英結晶鉱物」。肉眼で金の粒が観察できる・
(写真左)他にも「肉眼金鉱石」が展示されている。写真上方の縞模様の石は「高玉金山最高品位の
金鉱石1トン当たり15000グラム」という札がついているから驚きだ・
(写真右)肉眼金鉱石のアップ。
和暦年(西暦年) | 項目 | 備考 |
天正元年(1573年) | 会津藩の手により高玉金山が開かれる。 | |
明治26年(1893年) | 樽混泉法による金精錬を開始する。 | |
明治36年(1903年) | 青化法による金精錬を開始、近代的な鉱山としてスタートする。 | |
大正7年(1918年) | 高玉金山という名称で操業する。 | |
昭和4年(1929年) | 日本鉱業の経営となる。 | |
昭和37年(1962年) | 日本鉱業の手を離れ、高玉鉱山株式会社として再出発する。 | このころから、全国的に金属鉱山の衰退・閉山が多くなっている。 |
昭和51年(1976年) | 生産を全面休止、閉山となる。 | |
平成8年(1996年) | ゴールドマイン高玉として再開坑する。 |
観光鉱山情報として、ゴールドマイン高玉株式会社のホームページ「高玉金山」が開設されている。
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