Kaneuchi Mine<鐘打鉱山>



 
鐘打鉱山は、京都府北部(丹波地方)の山間にあった錫鉱山である。
丹波はマンガン鉱山が多いことで有名であるが、鐘打でマンガンは出ないらしい。
かつては、錫の採鉱で賑わったらしいが、現在は、マレーシアやインドネシアからの輸入および再利用により、国内で採掘している鉱山はもはや存在しない。
 
JR山陰線の和知駅から山道を歩くこと1時間、谷間に「ごくろうさん」と書かれた大看板が見えてくると、鉱山区域である。
盛業時にはアトラクションや演芸などで賑わったらしい、舞台のあるホールの廃墟であった。
他の建物はもう残存しておらず、採鉱場所跡には大ホッパーの残骸だけが残り、古レールが転がっているのみであった。

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舞台や散髪屋のある建物が、郷愁を誘うのみ...

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地図には今も「鐘打鉱山・タングステン」の文字が... ■ホッパーの残骸

位置図

交通

JR山陰本線・和知駅下車、徒歩約1時間。

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